お日様が顔を出すと、もうすっかり春ですね^ ^
この時期は、多くの露地野菜農家が出荷を休んでるのではないでしょうか?
その原因でもあるのが、菜の花になります。
野菜にもよりますが、多くの野菜が寒さに当たった後に気温が暖かくなると、花を咲かすという習性があります。
根菜類で、スが入っているという表現がありますが、あれは地上部で花が咲いてる状態でなる症状です。(これ以外にも原因はあります。)
根に貯めてた栄養分が、子孫の為に、根から花へ行ってるからなんですね。
なので、この時期は、端境期といって収穫物がなくなる時期になります。
よく「菜の花と菜花は、どう違うのですか?」と聞かれます。
私の見解としては、下記の写真です。
こちらが菜花。
こっちが菜の花。
どちらもミニチンゲン菜なのですが、春になると、とう立ちが始まり、菜花になり菜の花になります。
なので、私個人的な見解としては、蕾の状態を菜花。
花が咲いた状態を菜の花と呼びます。
菜の花とは、油菜(アブラナ)科の花のことを指します。
アブラナ科は、小松菜・水菜・ルッコラ・キャベツ・ブロッコリー・大根など、沢山の品目があり、それぞれの花が菜の花です。
そして、菜種油とは、菜の花から結実し、出来た種子を絞り作った油のことです。
アブラナ科の双葉
アブラナ科は、基本的にこの双葉です。
菜花は、ものと野菜によって大きく味が異なります。
一般的な苦味のある菜花から甘みのある菜花、キャベツ味の菜花など様々です。
見た目もそれぞれ違いとても可愛いですよ〜♪
一部紹介!どれも絶品ナバナですが、市場でお目にかかる事はないでしょう(*_*)残念。
わさび菜