こんにちは。
最近、出荷調整作業や畑の管理などでブログの更新がなかなかできずにいますが、何とか頑張ります。
今回は、子供の好き嫌い(味覚)について調べてみましたので、お子さんのいる家庭などは必見ですよ。
と云うのも、最近、副農園長のイトちゃんが食べ物を飲み込まずに出すという事が多く、気になったので色々と調べてみました。農園長のツムギちゃんの時は無かったので・・・
もしかしたら、間違った情報かもしれませんが、私が調べて納得できたものだけを抜粋していますので、良かったら目を通して見て下さい。
まず、味覚というモノなのですが、味覚とは、食べるものに応じて認識される感覚の事だそうです。
味覚は、次の5つに分類されるそうです。
甘味、苦味、酸味、塩味、うま味
この5つの感覚を感じる部分が、味蕾(みらい)という器官になるのだそうですが、この味蕾の数が大人と子供で大きく違い、子供の場合は、味蕾の数が大人の数倍あり、その分、味覚も優れていると言われているそうです。
個人差もあるそうで、味蕾の数が一般的な人よりも多い人などもいるそうです。
また、味蕾は、歳をとるに連れて減るそうです。
この事を知ると離乳食がうす味なのも理解できますね。
因みに、辛味と云うのは味覚には含まれず、痛覚になるそうです。
感覚的には、辛いというより痛いと感じているそうですよ。
話が脱線してしまいましたが、この味覚を感じる味蕾ですが、実は、妊娠3カ月の胎児の頃から機能し始めるそうで、妊娠中の母親が食べたものから既に味覚を感じているそうです。
その為、母親の食べるものによって味覚が培われ、出産後も母乳によって味覚が培われるそうです。
そして本題の好き嫌いは、2つの要素があるそうです。
一つは遺伝的要素、もう一つは環境的要素があるそうです。
遺伝的要素とは、5つの味覚を本能的に好き嫌いで判断するそうです。
甘味には、エネルギー源の糖、塩味には、ミネラル、うま味には、タンパク質が含まれており、体にとって有益なものとして信号が送られるのに対し、酸味は、腐敗。苦味は、有毒のものとして有害という信号が送られる事から、甘味・塩味・うま味の3つは、遺伝的に好まれる傾向が強く、酸味・苦味は、遺伝的に嫌われる傾向が強いそうです。
この事から、赤ちゃんが食べ物を吐き出す時は、もしかしたらこの遺伝的要素で判断をしているのかもしれないですね。
また、環境的要素は、食の経験によって作られる後天的な要素になります。
例えば、牡蠣を食べてあたったりすると嫌いになったり、様々な食を経験する事で、子供の頃に食べれなかったものが食べれたりする事などが環境的要素になります。
これらの事から、赤ちゃんのの好き嫌いは大目に見ても良いんじゃないかなって感じました。
しかし、それと同時に授乳の大切さや妊娠中・授乳中の母親の食べ物がとても大事だとも感じました。
イトちゃんの時は、仕事の都合でミルクを与える機会が多く、ツムギちゃんの時は母乳のみと云う違いがあり、多分、この違いが今回の事に繋がっているんじゃないかなって感じてます。
3人目の時は極力、母乳で育ててあげたいですね。
妊娠中・授乳中のお母様方、その時期だけでもこだわった物を食べて下さいね~。子供の為に!!
子供の好き嫌いをなくしたい場合は、小さい頃に色々な食べ物を経験させる事で好き嫌いが少なくなる傾向にあるそうですよ。