夏野菜の種採り時期がやってきました！
種採り
毎年、梅雨時期の晴れ間に種採りを行っていますが、特に夏野菜の種取りは、色々な種類があるので、結構な時間がかかります。
福岡では、まだ梅雨が明けていませんが、日が照ると、日中の外作業は、熱中症などの危険が伴うので、だいたい11時〜15時の間は、作業場などでの作業場になります。
７月下旬からは、秋冬野菜の種まきが始まりますので、それまでに夏野菜の種採りを終わらせたいなぁと思いながら、種採り開始！
まずは、ミニズッキーニ
種採り用のミニズッキーニ
出荷サイズのミニズッキーニは、手の平よりもかなり小さいのですが、種採り用に収穫せずに放置していると、こんなサイズになります。
種採りする為に、中の種を傷付けない様に、包丁で半分に割ります。
割ったミニズッキーニ
中綿と一緒に種を取ります。
種以外のものは、要らないので、水洗いしながら中綿などを取り除いていきます。
種が結実していないものも取り除いていきます。※種まき時に省いてもok!
中綿を取り除く
あとは、天日干しして乾かします。
種を天日干し
カラカラに乾いたら、種に薄皮が付いてますので、手で揉んで薄皮を剥がします。
種の薄皮を剥がす
最後に、封筒など、通気性の良い物に入れて、次回の種まきまで冷蔵庫で保管します。
本日は、ミニズッキーニ以外にも、コリンキー
種採り用のコリンキー
ズッキーニ
種採り用のズッキーニ
イエローズッキーニ
種採り用のイエローズッキーニ
この4種の種採りを行うのに約、2時間。
圃場で種採り用に株を消費し、数ヶ月かけて、種採りを行うと、実は、種を買った方が効率が良かったりします。
が、これらの種採りは、農業の１つの楽しみでもあり、百姓のロマンですね^ ^
たまに、虫たちが別の品種の花粉を運んできたりして、面白い品種が出来ることがあるんです。
いわゆるＦ1種になるのですが、美味しければ、種採りを繰り返し、固定種にするなんて楽しみもあります^ ^
農業は、大変な事も多いですが、やり方次第では、楽しめますよ〜！